私が3軒目の家を建てるとき、最終的に選んだのは桧家住宅でした。2020年12月に入居し、それから5年以上、この家で暮らしています。
ただ、最初から桧家住宅に決めていたわけではありません。検討したのは一条工務店、ダイワハウス、積水ハウス、桧家住宅の4社で、実際に見積もりを取ったのは一条工務店、ダイワハウス、桧家住宅の3社です。
むしろ最後まで迷ったのは一条工務店でした。高気密高断熱という点ではかなり魅力を感じていたからです。
それでも、最終的には桧家住宅を選びました。
3回目の家づくりでは、「どこか一つが一番」という会社ではなく、自分が重視する条件のバランスがいい会社を選ぼうと考えるようになっていました。
私が重視したのは、冬に暖かく暮らせること、住宅会社として安心できること、施工実績、そして無理のない価格です。その条件をまとめて考えたとき、私には桧家住宅が合っていました。

最後まで迷ったのは、高気密高断熱に魅力を感じた一条工務店でした
3軒目で私がもう一度重視したのは、住宅の断熱・気密性能でした。1軒目では高気密高断熱住宅の暖かさを経験し、2軒目では冬の脱衣所の寒さや、夏に帰宅したときの2階の「モアっとした暑さ」を経験していたからです。
そのため、一条工務店にはかなり惹かれました。私が検討した当時、高気密高断熱という点では非常に魅力的に感じていて、最後まで候補として残っていました。
ただ、外観デザインについては私の好みと少し違いましたし、いわゆる「一条ルール」と呼ばれる設計上の制約も自分には合わないと感じました。そして、実際に取った3社の見積もりでは一条工務店が最も高額でした。
住宅性能を重視することと、性能だけで住宅会社を決めることは、私の中では別の話でした。
もちろん、これは一条工務店が良い、悪いという話ではありません。性能を最優先する人なら、私とは違う結論になると思います。
3回目の私は、性能だけではなく、価格や間取り、会社への安心感まで含めて考えたかったのです。
桧家住宅を意識した大きな理由は、やはりZ空調でした
Z空調を初めて知ったのは、桧家住宅の展示場でした。
2軒目で暮らしていた私は、部屋ごとにエアコンを使う生活そのものが嫌だったわけではありません。ただ、冬の脱衣所は寒く、夏は外出中にエアコンを切っていると、帰宅したときに2階がモアっと暑い。そこはかなり気になっていました。
3軒目を建てる頃には、これから年齢を重ねていくことも考えるようになっていました。リビングだけ暖かくても、廊下や脱衣所、トイレが寒ければ家の中には温度差ができます。
「家の中で、できるだけ大きな温度差をつくらずに暮らしたい」。それが私にとってZ空調を選んだ大きな理由でした。
展示場で初めてZ空調を知ったとき、「こういう方法もあるのか」と興味を持ちました。ただし、展示場で快適だったからという理由だけで契約したわけではありません。
契約前には、実際の冬の電気代はどのくらいになるのか、メンテナンスにはどのくらい費用がかかるのかという点も気になっていました。
それでも、2軒目で実際に感じていた冬と夏の不満に対して、Z空調はかなり分かりやすい答えに見えました。

一条工務店と比べると、桧家住宅の価格はかなり現実的に感じました
住宅会社を決める以上、性能だけでなく価格も無視できません。
私が当時取った見積もりでは、一条工務店と比べて桧家住宅の本体価格はかなり安く感じました。具体的な金額をここで並べることはしませんが、この価格差なら桧家住宅はかなり有力だと思える差でした。
ダイワハウスでは、ちょうど間取りの良い建売住宅も検討しました。価格は魅力的でしたが、あくまで私が検討したその建売住宅は、私が求めていた高気密高断熱の仕様ではなかったため、最終的には候補から外しました。
私が欲しかったのは一番安い家ではなく、「求めている暖かさを実現できて、そのうえで無理なく買える家」でした。
ここは3回目の家づくりで、私の考え方がかなり変わったところです。どこか一つの項目だけで一番の住宅会社を探すのではなく、自分が大切にしたい条件と価格のバランスを見るようになっていました。

間取りや標準設備は「これなら十分」と思えました
桧家住宅の標準設備については、積水ハウスなどと比べると豪華さではかなわない、というのが当時の私の印象でした。
でも、私には十分でした。家づくりで設備を見始めると、キッチン、浴室、建具、床材など、上を見ればいくらでもあります。
間取りについても、「この間取りだから桧家住宅に決めた」というほど最大の決め手だったわけではありません。ただ、価格やZ空調の魅力を打ち消すような不満はなく、自分たちにとって使いやすい家にできると感じました。
豪華な設備をそろえることより、必要なものがきちんとあって、毎日使いやすい家になれば私はそれでいいと考えました。
実際、5年以上暮らした今も、開放感のあるLDKや階段横につくったちょっとした書斎スペース、3階の物置はつくって良かったと思っています。
もちろん、住んでから「こうすればよかった」と思ったところもあります。私の場合は2階にも水栓を付ければよかったと思っていますが、これは趣味の熱帯魚水槽の水換えが大変だからです。
完璧ではありません。でも、5年以上住んで大きく気になるところがそれくらいというのが、現在の私の感想です。

営業担当の印象は「普通」。それでも最後は大事な判断材料になりました
住宅会社の記事では、「営業担当が素晴らしかったから決めた」という話もよくあります。
私の場合、桧家住宅の営業担当に対する当時の印象を一言で言えば「普通」です。ものすごく熱心だったとか、営業担当だけで桧家住宅に決めたという記憶ではありません。
でも、これは悪い意味ではありません。私は1軒目でシロアリ被害も経験しました。その経験から、家は建てて終わりではなく、何かあったときに住宅会社との付き合いが再び始まるものだと思うようになりました。
3軒目では住宅性能や価格だけではなく、「この会社とこの先も付き合っていけるか」ということも以前より気にするようになりました。
桧家住宅は当初、私にはそれほど耳馴染みのある住宅会社ではありませんでした。それでも調べていく中で会社について知り、住宅会社としての安心感も判断材料になっていきました。
最終的には、営業担当とのやり取りに大きな不安がなく、価格にも納得でき、そこにZ空調という魅力が重なりました。それが桧家住宅を選ぶ大きな後押しになったと思います。
実際の冬の電気代は?3LDK・オール電化で2万円を超えた月もあります
桧家住宅やZ空調を検討している方なら、かなり気になるのが電気代ではないでしょうか。
私自身、契約する前には「家全体を24時間空調したら、冬の電気代はいくらになるんだろう」と気になっていました。
我が家では、冬は23℃前後、風量自動でZ空調を基本的に24時間つけっぱなしにしています。リビングだけを暖房しているわけではなく、廊下や脱衣所、トイレまで含めて家全体を暖めている生活です。
今回、実際に東京電力の「くらしTEPCO web」で確認できた直近の冬の電気料金を、そのまま載せます。
| 月 | 我が家の電気料金 |
|---|---|
| 2025年12月 | 18,802円 |
| 2026年2月 | 21,140円 |
| 2026年3月 | 15,854円 |
※我が家は3LDKのオール電化住宅です。上記はZ空調単体の電気代ではなく、照明、給湯、調理、家電などを含めた家全体の電気料金です。また、今回確認できた3か月分を掲載しています。



この3か月では、2月の21,140円が最も高くなっています。
この金額を高いと思うか、意外と安いと思うかは、人によって違うと思います。家の広さや家族構成、地域、設定温度、電気料金プラン、生活時間などが違えば、当然同じ金額にはなりません。
だから「Z空調なら冬でもこの金額で済みます」と言うつもりはありません。これはあくまで宇都宮市にある我が家で、実際に生活して支払った金額です。
我が家では真冬にZ空調を24時間使いながら、3LDK・オール電化の家全体で月2万円前後。2月には21,140円かかりました。これが包み隠さない我が家の実際の電気料金です。
私自身、この数字だけを見て「Z空調は電気代が安い」とは言いません。
でも、朝起きたときから家が暖かく、廊下や脱衣所、トイレへ移動してもほとんど寒さを感じない。その暮らしまで含めて考えると、私は今のところ納得しています。
電気代だけでなく、その金額でどんな暮らしができているのか。 Z空調を検討するときには、そこまで一緒に考えた方がいいと思います。
5年以上住んだ今も、桧家住宅を選んだことには満足しています
2020年12月に入居してから5年以上たちました。
冬は23℃前後でZ空調を24時間運転していることが多く、廊下や脱衣所、トイレを「寒い」と感じることはほとんどありません。桧家住宅で迎えた最初の冬の暖かさは、私が1軒目で暮らした高気密住宅とほぼ同じくらいだと感じました。
夏は25℃前後、風量自動で使うことが多く、夜中に暑くて目を覚ますこともありません。一方、西日の当たる2階のオーディオ部屋は、ほかの部屋が25℃くらいでも27℃になることがあります。
その部屋が暑いときにはカーテンを閉めたり、サーキュレーターを使ったりしています。そこに合わせてZ空調の設定温度を下げると、今度はほかの部屋が寒くなることもあります。
ですから、Z空調だからどの部屋もまったく同じ温度になるわけではありません。部屋ごとの細かな温度調整については、実際に5年以上使っていて気になるところです。
それでも家全体で考えれば、私は現在の桧家住宅+Z空調の暮らしにかなり満足しています。
良いところだけを書くつもりはありません。もし4軒目を建てるなら、今度は居室ごとに温度管理できる全館空調や床暖房も検討したいと思っています。
それでも、3軒目を建てた当時の自分に「桧家住宅を選んで大丈夫だったか」と聞かれたら、私は今でも「この選択で良かった」と答えると思います。
私が桧家住宅を選んだのは、「全部が一番」だったからではありません
一条工務店には、高気密高断熱という性能面でかなり魅力を感じました。積水ハウスは邸宅と呼びたくなるほどデザインが素敵だと感じましたし、私が検討したダイワハウスの建売住宅には価格の魅力がありました。
では、なぜ桧家住宅だったのか。
Z空調がある。私が求める住宅性能がある。価格も現実的に感じる。間取りや標準設備にも十分納得できる。そして、会社としても安心して任せられると判断した。
それを一つずつ足していった結果でした。
3回家を建てて思うのは、「全部が一番の住宅会社」を探すより、自分が何を絶対に譲りたくないのかを決めることの方が大切だということです。
私の場合は、冬の暖かさ、会社への安心感、施工実績、価格でした。そして、その条件にZ空調の魅力が加わり、最終的に桧家住宅を選びました。
住宅会社によって得意なところは違いますし、人によって家に求めるものも違います。だから、私が桧家住宅を選んだからといって、すべての人に桧家住宅が合うとは思っていません。
ただ、もし今いくつかの住宅会社で迷っているなら、「どこが一番すごいか」だけではなく、自分にとって何を優先したいのかを一度書き出してみると、会社選びはかなり整理しやすくなると思います。
【内部リンク:KN011「桧家住宅のC値は?我が家は0.7でした|実邸の数値と住み心地」公開後に設定】




















すでに桧家住宅が有力候補になっている方は、契約する前に紹介制度について確認しておくのも一つです。
家づくりNOTEでは、私の紹介ルートについても別記事で案内しています。紹介条件や特典などは時期・地域・契約条件によって変わる可能性があるため、契約前に最新の内容を確認してください。