桧家住宅で後悔した10のこと|3回家を建てた私が5年以上住んで感じた失敗と満足度

私はこれまでに3回、家を建ててきました。3軒目に選んだのが桧家住宅です。

2020年12月に入居してから5年以上。これまでの家づくりで経験したことを生かして建てたつもりでしたが、暮らしてみると「ここはこうしておけばよかったな」と思うことが、やはり出てきました。

窓の配置やリビング階段、内装の色選び。建てるときには気づかなかったことも、毎日暮らしていると少しずつ見えてきます。3回家を建てたからといって、後悔がなくなるわけではないんですね。

ただ、最初にお伝えしておきたいのは、桧家住宅を選んだこと自体を後悔しているわけではないということです。気になるところはいくつかありますが、今もこの家で快適に暮らせていることに感謝しています。

この記事では、私が5年以上住んで感じた10の後悔と、今ならどう考えるかをお話しします。

桧家住宅に5年以上住んで後悔した10のこと

まず、我が家で後悔していることを一覧にしました。どれも、実際に暮らしてみて感じたことです。

分類後悔したこと今ならどうするか
間取り・空調西日が入る部屋の窓を多くしすぎた西側の窓を1つに減らし、南側は上げ下げ窓2つ程度を検討する
間取り・空調西側の部屋のZ空調吹出口が1つだった吹出口を2つにできるか営業担当者に確認する
間取り・空調リビング階段から音が2階へ伝わるリビング階段以外の間取りも検討する
設備2階に水栓を設けなかったオプションでの設置も検討する
設備太陽光発電は設置したが蓄電池は採用しなかったZEHを積極的に検討し、蓄電池もあわせて考える
内装白い壁紙ばかりにしたテレビ背面やトイレにアクセントクロスを取り入れる
内装室内ドアの質感が物足りなかったオプションを含めて比較する
内装白っぽいフローリングの汚れが目立つ色の組み合わせをもっと慎重に考える
外構花壇を長方形にした自然な曲線を取り入れた庭にする
外構片側支持のカーポートが強風で揺れる両側支持のタイプも比較する

西日の入る部屋とZ空調の吹出口は、同じ部屋について感じていることです。ただし、暑さの原因が吹出口の数にあると確認できているわけではありません。

間取りと空調で後悔した3つのこと

西日が入る部屋の窓を多くしすぎた

我が家の西側にある部屋には、上げ下げ窓が3つあり、南側にも両開き窓を設けています。

実際に住んでみると、午後の西日による室温の上昇が気になるようになりました。窓の数や配置は、図面で考えていたときと、実際にその部屋で過ごすときとでは感じ方が違うものです。

今なら、西側の窓は3つではなく1つにして、南側は上げ下げ窓を2つ程度にすると思います。

もちろん、窓を減らせば必ず暑さが解消するとは限りません。窓の性能や日射対策なども関係します。それでも、3軒目の家づくりで、窓の配置についてもう少し考えておけばよかったというのが私の後悔です。

Z空調の吹出口が1つしかなかった

この西日が入る部屋には、Z空調の吹出口が1つあります。

西日による室温上昇が気になるので、吹出口がもう1つあれば違ったのだろうか、と考えることがあります。ただ、これは私の推測であって、吹出口の数が暑さの原因だと確認したわけではありません。

西日が入る部屋に設置された我が家のZ空調の吹出口

もし今から家を建てるなら、この部屋にZ空調の吹出口を2つ設けられないか、営業担当者に相談したいと思います。

ただし、そもそも桧家住宅のZ空調で同じ部屋に吹出口を2つ設置できるのか、私自身は確認できていません。仕様や設計上の制約もあると思いますので、西日が強く当たる部屋を計画している方は、窓の配置とあわせて営業担当者に確認してみてください。

リビング階段は思った以上に音が伝わる

リビング階段を採用したのには、私なりの理由がありました。

家族が帰宅したとき、そのまま誰にも気づかれずに2階へ上がってしまうのではなく、帰ってきたことが自然に分かる間取りにしたかったんです。

家族の帰宅が分かるように採用した我が家のリビング階段

ところが、実際に暮らしてみると、思っていたのとは別の面が気になりました。1階で電話をしている声やテレビの音が、階段を通じて2階まで伝わるのです。

家族の帰宅が分かることを考えて選んだリビング階段ですが、今振り返ると、必ずしもこの間取りにする必要はなかったと思っています。

リビング階段が悪いということではありません。ただ、採用する理由だけでなく、音がどう伝わるかについても考えておけばよかったですね。

設備で後悔した2つのこと

2階に水栓を付けなかった

我が家で採用したスマート・ワンでは、2階に水栓を設けませんでした。

建てるときにはそのままにしましたが、今はオプションで追加しておけばよかったと思っています。

2階の水栓は、後から「やっぱり欲しかった」と感じている設備のひとつです。

住宅設備は標準仕様を基準に考えがちですが、追加できる設備についても一度確認しておけば、選択肢が広がったと思います。

なお、これは我が家を建てた当時の話です。現在のスマート・ワンの仕様については、住宅会社に確認してください。

太陽光発電だけでなく蓄電池も検討すればよかった

3軒目の家を建てるとき、屋根には太陽光発電を設置しました。ただ、蓄電池は採用しませんでした。

当時は今ほどZEHを意識していませんでしたが、今は考え方が変わっています。地震などの災害で停電が起きたときのことや、今後の電気料金を考えると、蓄電池についてももっと検討しておけばよかったと思うのです。

これから家を建てる方には、私はZEHを積極的に検討してほしいと思っています。太陽光発電だけでなく、蓄電池についても一度は比較してみてほしいですね。

ただし、ZEHと蓄電池は別のものです。ZEHは住宅の断熱性能や省エネ設備、太陽光発電などの創エネを組み合わせ、年間の一次エネルギー消費量の収支ゼロを目指す考え方で、蓄電池が必須というわけではありません。

蓄電池には導入費用がかかり、停電時に使える電気の範囲も機器や配線構成によって異なります。経済的に必ず得になるとは限りません。それでも、災害への備えを考えると、家を建てる段階で検討する価値はあると私は感じています。

内装選びで後悔した3つのこと

白い壁紙ばかりにせずアクセントを入れればよかった

我が家の壁紙は、白を中心に選びました。

白い壁紙が悪かったわけではありません。ただ、5年以上暮らしてみると、もう少し色や柄を楽しんでもよかったかなと思うようになりました。

今なら、テレビの背面やトイレなどにアクセントクロスを取り入れたいですね。

壁紙は毎日目にするものです。家全体を同じ雰囲気でまとめるだけでなく、場所によって少し変化をつける選び方もあったと思っています。

室内ドアは質感をもっと比較すればよかった

知人が建てた積水ハウスの家で室内ドアを見たとき、我が家のドアとの質感の違いが気になりました。

もちろん、住宅会社によって採用している建具や価格帯は違いますし、私が見たものだけでメーカー全体を比較することはできません。

それでも、自分の家のドアについて、もう少し選択肢を調べてもよかったなと思ったのは事実です。

今なら、標準仕様だけで決めず、オプションも含めてドアの質感を比較してみたいと思います。

白っぽいフローリングは汚れが目立った

部屋を明るくしたいという思いもあり、フローリングには白っぽい色を選びました。

明るい色の床は気に入っている面もありますが、実際に暮らしていると汚れが目立つと感じます。色を選ぶときには見た目を考えていても、毎日の手入れまで含めると、また違った感想になるものですね。

今なら床の色だけでなく、壁紙や建具との組み合わせ、汚れの見え方も含めて、室内全体のカラーコーディネートを考えたいと思います。

外構で後悔した2つのこと

花壇をもっと自由な形にすればよかった

ダイニング側の南側には、長方形の花壇のようなスペースを設けました。

家を建てた頃は、それほどガーデニングに関心がありませんでした。ところが最近になって、庭で植物を育てることを楽しむようになりました。

ダイニング南側に設けた長方形の花壇と現在育てている植物

そうなると、以前はあまり気にしていなかった花壇の形も、少し違って見えてくるんです。

今なら、直線で囲んだ長方形ではなく、もっと自然な曲線を取り入れた庭にしてみたかったと思います。

家を建てるときの自分と、5年以上暮らした今の自分では、興味を持つことも変わっています。これは建築当時には予想していなかった後悔ですね。

カーポートは強風も考えて選べばよかった

我が家のカーポートは、片側の支柱で屋根を支えるタイプです。

自宅周辺は風が強く、強風が吹くとカーポートの屋根が結構揺れます。実際にその様子を見ると、支柱が両側にあるタイプも比較しておけばよかったなと思います。

強風時の揺れが気になる我が家の片側支持タイプのカーポート

今なら、見た目や使い勝手だけでなく、敷地の風の強さも考えてカーポートを選びたいですね。

なお、現在のカーポートの安全性や施工品質について判断しているわけではありません。あくまで、強風時の揺れを見て感じた私自身の後悔です。

それでも桧家住宅を選んだことは後悔していません

こうして振り返ると、いろいろありますね。

3回も家を建てれば、さすがに後悔はなくなるだろう。そう思われるかもしれません。でも、実際はそんなことはありませんでした。住んでから初めて気づいたこともあれば、暮らしているうちに自分の考えが変わったこともあります。

それでも、桧家住宅を選んだこと自体を後悔しているわけではありません。

私が3軒目の家づくりで大切にしたかったのは、毎日の暮らしの快適さです。これまでの家で経験してきた暑さや寒さも踏まえて選んだ家で、今は快適に暮らせています。

「ここはこうしておけばよかった」と思うことはあっても、今の家で過ごす毎日には満足しています。後悔したことと、この家を気に入っていることは、私の中では矛盾しないんです。

桧家住宅で5年以上暮らして感じた良かった点や気になる点については、別の記事でも詳しく書いています。

桧家住宅に5年以上住んだ感想|良かったことと気になること

3回家を建てた私が考える、後悔を減らすための家づくり

家を3回建てたからといって、家づくりの正解がすべて分かるわけではありません。むしろ、3回建てても後悔があったからこそ、これから建てる方に伝えたいことがあります。

今の暮らしで譲れないことを整理する

私の場合、家族が帰宅したことを把握したくてリビング階段を採用しました。選んだときには理由があったのですが、住んでみると音の伝わり方が気になりました。

何を優先するかによって、間取りの良し悪しは変わります。だから、今の暮らしで本当に譲れないことは何なのか、その選択によって不便になることはないか、両方考えてみるのがよいと思います。

気に入った間取りや設備ほど、良い面だけでなく、暮らし始めてから気になりそうな面も確認しておきたいですね。

10年後、20年後の暮らしも想像しておく

庭のことは、その分かりやすい例です。

家を建てたときにはガーデニングにそれほど関心がなかったのに、今は植物を育てることが楽しみになっています。将来どんな趣味を持つかまでは、なかなか予想できません。

また、太陽光発電や蓄電池のことも、今の私なら以前とは違った目線で考えます。災害への備えや電気代など、建築当時より気になることが増えたからです。

将来の暮らしをすべて予測することはできません。それでも、今だけでなく少し先の生活も想像しておくと、選び方が変わってくると思います。

標準仕様だけで決めず、必要なオプションを比較する

2階の水栓や室内ドアについては、オプションも含めてもっと考えておけばよかったと思っています。

家づくりでは予算との兼ね合いもありますから、何でも追加すればよいという話ではありません。ただ、標準仕様のままにするか、費用をかけて変更するかを比較してから決めることはできたはずです。

特に後から変更しにくい設備については、建てる前に選択肢と費用を確認しておくことをおすすめします。

まとめ|後悔はあっても、今の暮らしに満足しています

3回家を建てた私でも、住んでからの後悔はありました。

西日が入る部屋の窓やリビング階段のように、実際に暮らして初めて気になったこともあります。庭や蓄電池のように、時間が経ってから考え方が変わったこともあります。

だから私は、完璧な家づくりはないと思っています。

これから家を建てる方には、今こだわりたいことだけでなく、10年後、20年後の暮らしも少し想像してみてほしいです。すべてを予測するのは難しくても、考えておくことで選択肢は広がると思います。

後悔したことはあります。それでも今、桧家住宅で毎日快適に暮らせていることに感謝しています。

これが、3回家を建てた私の、今の率直な気持ちです。

ABOUT US
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kiyo
家を3回建てた施主のkiyoです。
現在は桧家住宅でZ空調のある暮らしをしています。性能の違う3軒の家で暮らしてきた経験をもとに、高気密高断熱住宅や全館空調、ハウスメーカー選びについて「実際に住んで分かったこと」を発信しています。