桧家住宅の窓は標準仕様で十分?5年以上住んで後悔した配置と西日の問題

桧家住宅で家を建てるとき、標準仕様の窓で十分なのか、それとも費用をかけてグレードアップした方がよいのか。迷っている方もいると思います。

私はこれまでに3回家を建て、現在は桧家住宅で5年以上暮らしています。その経験からお話しすると、我が家で採用したLow-Eペアガラスの性能には十分満足しています。

ただ、窓について後悔していることがあります。それは窓の性能ではなく、配置と大きさです。

また、実際に暮らしてみて、窓の開け閉めの仕組みによっても、室内の静かさに違いを感じるようになりました。

今回は、桧家住宅の窓の標準仕様を確認しながら、私自身の経験をもとに、これから家を建てる方にぜひ知っておいてほしいことをお話しします。

桧家住宅の窓は標準仕様で十分?5年以上住んだ私の評価

桧家住宅の窓の標準仕様とLow-Eペアガラスの特徴

桧家住宅の公式サイトでは、3〜7地域の窓について、断熱樹脂サッシとLow-Eペアガラスを採用すると案内されています。寒さの厳しい2地域では、ダブルLow-Eトリプルガラスが採用されています。

Low-Eペアガラスとは、2枚のガラスの間に空気やガスの層を設け、ガラス表面に特殊な金属膜をコーティングした複層ガラスです。一般的な1枚ガラスに比べ、熱の出入りを抑えやすい特徴があります。

また、樹脂サッシはアルミサッシに比べて熱を伝えにくく、窓まわりの断熱性能を高めるうえで役立ちます。

なお、窓の標準仕様は商品や建築地域、契約時期によって変わることもあります。これから建てる方は、実際に採用される窓を確認しておきましょう。

我が家はLow-Eペアガラスで十分だと感じている

我が家でも遮熱Low-Eペアガラスを採用しています。

5年以上暮らしてきて、私はこの窓の性能に大きな不満を感じていません。冬も含めて家全体の快適さには満足していますし、少なくとも私の暮らしでは、もっと高性能なガラスにしておけばよかったと思ったことはありません。

もちろん、北海道のような寒冷地と比較的温暖な地域では、窓に求められる性能も違います。窓の大きさや住宅全体の断熱性能によっても評価は変わるでしょう。

それでも、何でも高性能なものにすればよいとは私は思いません。家づくりには予算がありますから、必要な性能を満たしているのであれば、その費用をほかの設備や間取りに使うという判断も十分にあるはずです。

kiyo

私はLow-Eペアガラスで十分だと思っています。ただ、断熱性能が良いからといって、どこに大きな窓を付けても快適になるわけではありません。そこは注意したいです。

断熱性能が高くても夏の日差しは別問題

ここで知っておいてほしいのが、窓の断熱性能と、太陽の日差しによって室内に入る熱の問題です。

断熱性能が高い窓は、室内と屋外の温度差による熱の移動を抑えるのに役立ちます。しかし、夏の強い日差しが長時間当たれば、遮熱Low-Eガラスであっても太陽の熱を完全に防げるわけではありません。

特に気をつけたいのが西日です。

午後の低い位置から差し込む日差しは、軒などで遮りにくいことがあります。大きな窓を設ければ採光は期待できますが、その分だけ日射の影響も考える必要があります。

窓を選ぶときには、ガラスの性能だけでなく、その窓からいつ、どのくらい日差しが入るのかを考えるべきだと思っています。

【参考リンク】桧家住宅公式・高気密高断熱

桧家住宅の窓で後悔したのは性能よりも配置だった

西側に設けた窓と夏の暑さで感じた後悔

我が家の2階には、西側に位置するオーディオルームがあります。

この部屋には西側に上げ下げ窓を3つ、さらに南側にも両開き窓を設けました。

設計の段階では、窓を多く設けることで明るさも確保できますし、開放感も生まれると考えていました。

ところが、実際に暮らしてみると、夏の午後は西日による暑さが気になるようになりました。

Z空調で家全体を冷房していても、この部屋だけ温度が高くなることがあります。ほかの部屋が25℃程度のとき、オーディオルームは27℃ほどになることもあるのです。

この部屋にはオーディオ機器があり、アンプなどから発生する熱も影響していると思います。それでも、西側に3つも窓を設ける必要があったのだろうか。これは今でも感じていることです。

桧家住宅で建てたkiyoの自宅2階、西側に窓を設けたオーディオルームの実例写真

西日が入る部屋は窓の大きさと数に注意

家づくりでは、明るい部屋にしたいという希望から窓を大きくしたり、数を増やしたりすることがあります。

私も自然光の入る明るい部屋は好きです。ただ、窓は多ければ多いほどよいものではありません。

例えば、西側の窓を少なくして南側の窓を活用する方法もありますし、外付けの日よけや庇などで日射を抑える方法もあります。敷地や隣家の位置によって、適した方法は変わります。

我が家の場合、西側の窓は3つではなく1つ程度に抑え、南側の窓とのバランスをもっと慎重に考えればよかったと思っています。

ただ、これは我が家の立地や部屋の使い方での話なので、すべての人に当てはまるわけではありません。

kiyo

窓は後から簡単に位置を変えられません。設計の段階で、どの部屋にどのくらいの大きさの窓が必要なのか、設計士さんとよく相談することをおすすめします。

Z空調があっても窓からの日射は無視できない

桧家住宅のZ空調は、私が今の家で気に入っている設備の一つです。

家全体を空調できるので、以前住んでいた家と比べても、日々の温度管理はずいぶん快適になりました。

しかし、Z空調があれば、どの部屋も必ず同じ温度になるというわけではありません。

我が家のように西日が強く当たる部屋や、室内で熱を発する機器を使っている部屋では、ほかの部屋との温度差が生じることもあります。

空調設備の性能に頼りきるのではなく、間取りや窓の配置を計画する段階で、日射の影響まで考えておくことをおすすめします。

桧家住宅で後悔した10のこと|3回家を建てた私が5年以上住んで感じた失敗と満足度

気密性と防音性を考えるなら、窓の開閉方式にも注目してほしい

引き違い窓と縦長のスリット型開閉窓の違い

窓選びでもう一つ、私がぜひおすすめしたいことがあります。

それは、引き違い窓を必要以上に増やさず、縦長のスリット型開閉窓を上手に取り入れることです。

引き違い窓は、左右にスライドさせて開け閉めする、昔からよくある窓です。大きな窓を設けやすく、庭やベランダへの出入りにも便利なので、我が家でも必要な場所には採用しています。

一方、私が気に入っているのは、縦長のスリット型で、レバーを使って開閉する窓です。

こちらはFIX窓のような開かない窓ではありません。きちんと開けて換気ができますし、閉めるときにはレバーを操作して、窓を枠にしっかり押し付けるように閉められます。

ここが私の気に入っているところです。

引き違い窓は、窓同士が重なり合い、レールの上を滑らせて開閉します。一方、我が家で採用したスリット型の窓は、レバーで窓を枠に密着させる仕組みです。

もちろん製品によって違いはありますが、私はこの閉まり方の違いが、気密性を考えるうえでも重要だと思っています。

そして、実際に暮らしてみて、その良さを特に感じているのが室内の静かさなんです。

雨が降っても気づかないほど静かな我が家の部屋

我が家には、縦長のスリット型の窓だけの部屋があります。

この部屋では、普通の雨が降っている程度では、室内から雨音がほとんど聞こえません。気づかないうちに雨が降り始めていて、外を見て初めて分かることもあります。

これは実際に暮らしてみて、私がとても満足していることの一つです。

もちろん、室内の静かさには窓だけでなく、外壁や屋根など住宅全体の遮音性能も関係しています。それでも、しっかり閉まるスリット型の窓は、我が家の静かな住環境に役立っていると感じています。

静かなことは嬉しいのですが、雨が降ってきたことに気づかないという、ちょっとしたデメリットもあるんですよね。

道路沿いの家なら、私はスリット型の窓をおすすめしたい

これから都市部や交通量の多い道路沿いに家を建てる方には、窓の種類を特によく考えてほしいと思っています。

せっかく気密性や断熱性の高い家を建てるのなら、窓の選び方にもこだわりたいところです。

私なら、庭やベランダへの出入りなど、引き違い窓が必要な場所にはもちろん採用します。しかし、それ以外の場所では、できるだけレバーでしっかり閉められるスリット型の窓を選ぶことをおすすめします。

車の走行音や外から聞こえる人の声などは、毎日の暮らしの中で意外と気になるものです。家を建てた後に「もう少し静かな部屋にできなかっただろうか」と後悔する前に、窓の開閉方式まで考えておくとよいと思います。

必要な場所以外は引き違い窓を減らし、しっかり閉められるスリット型の窓を積極的に使う。これが私のおすすめです。

kiyo

我が家には、普通の雨ならほとんど音が聞こえない部屋があります。雨が降っていることに気づかないくらいです。特に道路沿いの家なら、必要な場所以外は引き違い窓を減らし、レバーでしっかり閉められる縦長の窓をおすすめします。

桧家住宅で窓を決める前に確認してほしい4つのこと

窓の方角・大きさ・配置は設計士と相談する

私は、家づくりの打ち合わせで窓の位置を決めるとき、設計士のアドバイスを積極的に受けてほしいと思っています。

窓の大きさや配置は、採光や風通しだけでなく、室内の暑さや寒さにも関わります。図面を眺めるだけでは、実際に暮らしたときの日差しの入り方まで想像するのは難しいものです。

特に西側に大きな窓を計画する場合は、夏の午後の日射がどの程度入るのか、日よけなどで対策できるのか、設計段階で確認するとよいでしょう。

採光・通風と気密性のバランスを考える

窓を小さくすれば断熱面で有利になる場合はありますが、部屋が暗くなったり、風通しが悪くなったりしては困ります。

私が大切だと思うのは、その部屋でどんな暮らしをしたいのかを考えることです。

明るいリビングにしたいのか、落ち着いて過ごせる寝室にしたいのか、それとも趣味を楽しめる静かな部屋にしたいのか。

同じ家の中でも、部屋によって窓に求める役割は違います。だからこそ、窓の大きさや種類を決めるときには、生活の仕方まで考えておきたいですね。

引き違い窓とスリット型開閉窓を使い分ける

窓の種類は、ご自身が希望する間取りや暮らし方に合わせて使い分けましょう。

庭やベランダに出入りする場所、広い開口部がほしい場所には引き違い窓が便利ですし、無理にスリット型にする必要はありません。

ただ、私がおすすめしたいのは、スリット型の窓を使える場所には、できるだけ積極的に採用することです。

窓を大きく開ける必要のない部屋や、採光と換気ができれば十分な場所なら、スリット型の窓を選ぶことで、気密性や静かさの面でも満足できる可能性があると思います。

私は実際にその良さを感じているので、これから桧家住宅で家を建てる方には、ぜひ検討してほしいですね。

標準仕様と変更できる範囲・費用を確認する

窓の種類や大きさを変更する場合、商品や設計条件によっては追加費用がかかったり、希望どおりに変更できなかったりすることがあります。

桧家住宅でも、標準仕様の範囲や選択できる窓は、商品や地域、契約時期によって違うことがあります。

そのため、標準でどのような窓を選べるのか、開閉方式を変更できるのか、追加費用はいくらかを、早い段階で確認しておきましょう。

窓は完成してから簡単に変更できるものではありません。設計段階で納得できるまで相談しましょう。

桧家住宅の窓選びで迷ったら、契約前に相談してほしい

家づくりでは営業担当者と設計士のアドバイスが重要

私はこれまで3回家を建ててきましたが、その経験から強く感じていることがあります。

それは、家づくりは、どんな営業担当者と出会うかによっても大きく変わるということです。

家づくりでは、施主が自分たちの希望を伝えるだけでは気づけない問題もたくさんあります。

今回の窓の話もそうです。私は3回目の家づくりでも、西側の窓の数や配置について、もっと考えておけばよかったという後悔が残りました。

もし設計の段階で日射の影響や窓の使い方について、さらに踏み込んだアドバイスがあれば、違う選択をしていたかもしれません。

経験豊富な営業担当者であれば、施主の希望を聞くだけでなく、過去の施工事例や経験から、気づきにくい問題にも目を向けてくれるはずです。

もちろん、実際の設計は設計士と相談しながら進めるものですが、営業担当者がその間に立ち、こちらの希望を正確に伝え、社内で調整してくれることも大きな力になります。

だから私は、住宅会社を選ぶのと同じくらい、担当者選びも大切にしてほしいと考えています。

桧家住宅の紹介制度を利用するという選択肢

桧家住宅の紹介制度を利用するという選択肢

実は今回、私から皆さんにぜひお伝えしたいことがあります。

私は、桧家住宅の担当店長様から、経験豊富な営業担当者をご紹介できる特別な機会をいただいています。

これは、3回家を建ててきた私にとって、とても嬉しいことでした。

なぜなら、家づくりを成功させるうえで、優秀な営業担当者と出会うことがどれほど大切かを、私自身が経験してきたからです。

住宅会社の営業担当者の仕事は、単に家を売ることだけではありません。

予算や間取りの相談はもちろん、施主の希望を理解し、設計士や社内の関係者と連携しながら、その希望を実際の家づくりにつなげていく役割もあります。

住宅の知識が豊富で、これまでの経験があり、さらに社内での調整力もある。そんな営業担当者と家づくりを進められれば、きっと大きな力になってくれると私は思っています。

家づくりは一生の中でも大きな買い物です。だからこそ、誰と一緒に家づくりを進めるかにもこだわってほしい。

これから桧家住宅を検討される方には、ぜひこの機会を活用していただきたいです。

私の経験が、これから家を建てる方のお役に立てるなら、これほど嬉しいことはありません。

桧家住宅の紹介をご希望の方は、以下のページで制度の内容や申し込み方法をご確認ください。

まとめ|桧家住宅の窓は性能だけでなく、配置と種類まで考えて選ぼう

桧家住宅で5年以上暮らした私の評価としては、Low-Eペアガラスの性能には十分満足しています。

しかし、窓の性能が良いからといって、配置や大きさまで安心して決めてよいわけではありません。

我が家では、西側の窓を多く設けたことで、夏の暑さが気になる部屋があります。一方、スリット型の窓を採用した部屋では、普通の雨音がほとんど聞こえないほど静かな環境を実感しています。

窓は、住宅の断熱性能や見た目だけで選ぶものではないと私は考えています。

どの部屋に、どのくらいの大きさの窓を設けるのか。外からの音や日差しをどう考えるのか。そして、その窓を実際にどのように使うのか。

こうしたことを設計士と相談しながら、一つひとつ決めていくことが大切です。

3回家を建てた私でも、窓の配置については後悔が残りました。

だからこそ、これから桧家住宅で家を建てる方には、窓の性能だけでなく、その先の暮らしまで考えて選んでほしいと思っています。

ABOUT US
アバター画像
kiyo
家を3回建てた施主のkiyoです。
現在は桧家住宅でZ空調のある暮らしをしています。性能の違う3軒の家で暮らしてきた経験をもとに、高気密高断熱住宅や全館空調、ハウスメーカー選びについて「実際に住んで分かったこと」を発信しています。