Z空調のメリット・デメリット|5年以上住んでわかった後悔と本音

桧家住宅のZ空調を使い始めて、もう5年以上になります。

冬の朝、起きたときから家の中が暖かい。夏は廊下や2階に上がっても、以前の家のような暑さを感じることがほとんどありません。家の中の温度差が少ないことは、実際に暮らしてみると想像以上に快適です。

私はこれまでに3軒の家を建ててきました。1軒目は高気密高断熱住宅、2軒目は各部屋を個別のエアコンで冷暖房する家、そして3軒目が現在の桧家住宅です。

それぞれの家に良さはありましたが、今の家で特に満足しているのがZ空調です。

ただ、5年以上暮らしていると、気になるところも見えてきました。冬の乾燥、運転音、吹き出し口の位置、そして2025年夏には実際に故障も経験しています。

この記事では、Z空調のメリットだけでなく、私が感じているデメリットや、今から家を建てるなら変えたいことまでお話しします。

Z空調に5年以上住んだ私の結論|デメリットはあるが満足している

最初に結論をお伝えすると、私はZ空調を選んでよかったと思っています。

冬も夏も家全体が快適で、部屋を移動するたびに暑さや寒さを感じることがほとんどありません。これは毎日の暮らしの中で、何よりありがたいことです。

一方で、Z空調がすべての人に合うとは思いません。部屋ごとの細かな温度調整が難しいことや、乾燥、運転音、将来の修理費用など、導入前に知っておいた方がよい点もあります。

Z空調のメリット・デメリット一覧

メリットデメリット・注意点
冬の朝から家全体が暖かい冬は乾燥しやすく、加湿が必要
夏は廊下や2階まで涼しい運転状況によって作動音が聞こえる
部屋ごとの温度差が少ない部屋単位の細かな温度調整は難しい
冷暖房の風が直接当たりにくい吹き出し口の位置や数が快適さに影響する
24時間快適な室温を保ちやすいフィルター掃除や将来の修理・交換が必要
我が家では浴室のカビが少ないドアの開閉と間取りの関係を考える必要がある

これは2020年12月に入居した我が家での評価です。現在販売されているZ空調とは、設備や選べる機能が異なる場合があります。

3軒の家で感じた冷暖房の違い

1軒目は、高気密高断熱の性能にこだわった家でした。家庭用エアコン1台でも広いLDKが暖かく、冬の廊下や脱衣所も寒く感じなかったことを覚えています。

その後に建てた2軒目では、各居室を個別のエアコンで冷暖房していました。冬は脱衣所が寒く、夏は帰宅して2階に上がると熱気がこもっている。1軒目の暖かさを知っていただけに、その違いが気になりました。

だから3軒目では、もう一度、家全体の温度差が少ない暮らしを実現したいと思っていました。

桧家住宅を選ぶ際、Z空調は大きな決め手の一つでした。実際に住んでみても、その判断には満足しています。

私にとってZ空調の一番のメリットは、特定の部屋が暖かいことではなく、家の中を移動しても温度差をほとんど感じないことです。

Z空調のメリット|冬も夏も家中が快適

冬の朝でも暖かく、廊下や脱衣所まで寒くない

北関東の冬は寒く、2月には朝の外気温が氷点下になることもあります。

そんな日でも、我が家では朝起きたときから家の中が暖かく、廊下や脱衣所、トイレに移動しても寒いと感じることはほとんどありません。

冬は設定温度を23℃前後、風量を自動にして、基本的に24時間運転しています。

以前の2軒目では、暖かいリビングから脱衣所へ行くと寒さを感じていました。今はそのような温度差をあまり意識せずに暮らせています。

家を建てる前は、リビングや寝室の快適さを考えがちですが、廊下やトイレ、脱衣所で寒さを感じないことも、暮らし始めると大きなメリットだと思います。

冬の朝も廊下からLDKまで暖かく快適な住宅のイメージ

夏は廊下も2階も涼しい

夏もZ空調の良さを感じます。

2軒目では、外出先から帰宅して2階に上がると、こもった暑さが気になりました。今の家では、階段や2階の廊下まで冷房が効いているので、そのような不快感はほとんどありません。

我が家では夏の設定温度を25℃前後、風量を自動にすることが多いです。

また、Z空調は各部屋の吹き出し口から冷暖房の空気が送られるため、一般的な壁掛けエアコンのように風が直接体に当たりにくいと感じています。

1軒目では、夏の夜にエアコンの風が直接当たって寒く感じることがありました。今の家では、風がやわらかく感じられる点も気に入っています。

ただし、すべての部屋が常に同じ温度というわけではありません。西日が強く当たる2階の部屋については、後ほど詳しく説明します。

kiyo

2軒目では夏の2階や冬の脱衣所が気になっていました。今の家ではその温度差がほとんどありません。これは本当に快適です。

▶ 桧家住宅に住んで感じた住み心地はこちら

電気代も含めて、快適さに満足している

家全体を24時間冷暖房すると聞くと、電気代が気になる方も多いと思います。私も住宅会社を選ぶときには、実際にどのくらいの電気代がかかるのか知りたいと考えていました。

5年以上使ってみた今の感想は、設定温度や使い方によっては、思っていたほど電気代がかからないということです。

もちろん、電気代は家の広さや断熱性能、地域、家族の暮らし方、電力料金などによって変わります。我が家の料金が、そのままほかの家にも当てはまるわけではありません。

それでも、冬も夏も家全体を快適に保てることを考えると、私は電気代を含めて満足しています。

実際の電気代は、2025年10月以降の請求データを使って別の記事にまとめています。

▶ Z空調の電気代は実際いくら?我が家の請求額を公開

Z空調のデメリット|実際に暮らして気になった6つのこと

ここからは、5年以上使って感じた不満や注意点についてお話しします。

どれもZ空調をやめたいと思うほどの問題ではありませんが、これから導入する方には知っておいてほしいことです。

1.冬は乾燥するので、加湿器が欠かせない

我が家で一番気になるのは、冬の乾燥です。

Z空調はエアコンを使った冷暖房システムです。冬に室温が上がると、加湿しない限り相対湿度は下がりやすくなります。

実際、我が家では2月頃にLDKの湿度が38%になったことがありました。肌の乾燥も感じるので、冬場は加湿器を使っています。

現在使っているのはパナソニックの気化式加湿器で、1階に1台、2階に2台設置しています。加湿器を使うと、普段は湿度45%程度を保てています。

起床後に加湿器をつけ、外出するときは切り、帰宅後に再びつけるという使い方です。

冬の乾燥はZ空調だけの問題ではなく、一般的なエアコン暖房でも起こります。ただ、家全体を暖めるZ空調では、加湿も家全体の暮らし方として考える必要があると感じています。

現在の桧家住宅では、全館加湿に対応する設備も案内されています。これから建てる方は、標準仕様なのかオプションなのか、どの範囲まで加湿できるのかを確認してみるとよいと思います。

我が家では、Z空調の冬の快適さと加湿器はセットで考えています。

2.エアコンの運転音が気になることがある

我が家のZ空調は、1階と2階にダイキン製のエアコンユニットが1台ずつあります。

運転状況によっては、廊下の天井付近から「ブーン」という音が聞こえることがあります。特に静かな時間帯は、エアコンが動いていることが分かります。

我が家では、2階より1階のユニットの方が運転音を大きく感じます。

これは設置状況や運転条件などによるものかもしれませんが、原因は確認していません。Z空調なら必ず1階の方がうるさいということではありません。

一般的な家庭用エアコンにも運転音はあります。ただ、全館空調の場合は設置場所によって廊下や隣接する部屋にも音が聞こえるため、間取りとの関係を考えておいた方がよいと思います。

音の感じ方には個人差があります。特に静かな寝室や書斎を重視する方は、可能であれば実際にZ空調が運転している建物で音を確認しておくと安心です。

3.ドアを開けて暮らすと、視線や生活音が気になる

これは設備そのものというより、間取りで少し失敗したと感じていることです。

我が家では空気の流れを考え、できるだけ居室のドアを開けておくようにしています。ただし、寝室や私の書斎兼オーディオルームは、ドアを閉めて使うことも多いです。

問題は、玄関とリビングの間のドアです。

ここは普段から開けたままにしているのですが、玄関側にトイレがあるため、リビングからトイレが見えてしまいます。また、トイレの水を流す音がリビングまで聞こえることもあります。

家を建てるときには、空調の効率や間取りの使いやすさを考えていましたが、実際にドアを開けたまま暮らすことまでは十分に想像できていませんでした。

もちろん、Z空調ではすべてのドアを常に開けなければならない、という意味ではありません。ドアを閉めたときの空気の流れは、換気計画や設備の設計によっても変わります。

ただ、我が家のようにドアを開けて生活することが多いなら、トイレの位置や来客時の視線、生活音まで考えておく必要があったと思います。

今から間取りを決めるなら、ドアを閉めた状態だけでなく、開けた状態でも暮らしやすいかを確認します。

リビングから開いたドア越しに玄関ホールとトイレの入口が見える間取りのイメージ

4.2階西側の部屋は吹き出し口を増やしたかった

家全体の温度差が少ないZ空調ですが、我が家にも例外があります。

それが2階西側の部屋です。

この部屋は夏の午後になると西日が強く当たり、ほかの部屋より暑く感じることがあります。室温がほかの部屋では25℃程度でも、西側の部屋は27℃になることがあります。

西日だけでなく、室内のオーディオ機器から出る熱も影響していると思います。

暑いときはカーテンを閉めたり、サーキュレーターを使ったりして対応しています。

ただ、この部屋にはZ空調の吹き出し口が1か所しかありません。

今から考えると、もう1か所増やすことを検討しておけばよかったと思います。

もちろん、吹き出し口は希望すれば自由に増やせるとは限りません。ダクトの経路や風量、空調設計との兼ね合いがありますし、増設すれば必ず室温が改善するとも限りません。

それでも、西日が強い部屋や熱を発する機器を置く部屋については、設計段階でもう少し詳しく相談しておけばよかったと思っています。

夏の西日が差し込む2階の部屋と天井付近に設置された空調の吹き出し口

5.フィルター掃除は2週間に1回

我が家では、ダイキン製エアコンのフィルターを2週間に一度掃除しています。

全館空調というとメンテナンスが大変そうに感じるかもしれませんが、私はそれほど負担には感じていません。

部屋の掃除をする延長でフィルターを確認し、ホコリがたまりすぎる前に取り除いています。今ではすっかり習慣になりました。

フィルターにホコリがたまると空気の流れが悪くなり、運転効率にも影響します。こまめに掃除することは、快適さを維持するうえでも大切だと思っています。

ただし、掃除の方法や推奨頻度は機種によって異なるため、実際には取扱説明書に従う必要があります。

また、日常のフィルター掃除と、専門業者による設備内部の点検・清掃は別のものです。

住宅の空調用フィルターに付着したホコリを掃除機で取り除く様子

6.部屋ごとに細かく温度を変えるのは難しい

我が家のZ空調は、1階と2階にそれぞれコントローラーがあり、階ごとに温度設定をしています。

各部屋には吹き出し口がありますが、一般的な個別エアコンのように、すべての部屋を独立して好きな温度に設定できるわけではありません。

例えば、夏に西側の部屋が暑いからといって、2階全体の設定温度を下げると、ほかの部屋が寒く感じることがあります。

家全体の温度差を少なくできることは大きなメリットですが、家族それぞれが異なる温度を好む場合には、不便に感じることもあると思います。

これから導入する方は、階ごとの温度設定に加え、各部屋の吹き出し口でどの程度風量を調整できるのか、現在の仕様を確認しておくとよいでしょう。

Z空調はカビやゴキブリが発生しやすい?

Z空調について調べると、カビやゴキブリを心配する声も見かけます。

この点については、我が家での経験と、設備として注意すべきことを分けて考えたいと思います。

5年以上住んで、ゴキブリは一匹も見ていない

2020年12月に入居してから、我が家ではゴキブリを一匹も見ていません。

高気密住宅であることも関係しているのかもしれませんが、Z空調や高気密住宅ならゴキブリが侵入しないというわけではありません。

虫は玄関や窓、配管まわりなど、さまざまな場所から侵入する可能性があります。

それでも、我が家で5年以上ゴキブリを見かけていないことは、住んでいてありがたいと感じる点の一つです。

浴室のカビも以前より少ないと感じる

我が家では、浴室のカビも以前の家より少ないと感じています。

冬は室内が乾燥気味になることも関係しているのかもしれません。ただし、浴室のカビは換気や掃除、入浴後の湿気の処理などにも左右されます。

そのため、Z空調のおかげでカビが発生しないとは言えません。

また、浴室のカビと、エアコン内部やダクト内部のカビは別の問題です。

我が家ではダクト内部の状態を確認したわけではないため、内部にカビがないと断言することもできません。

これからZ空調を導入する方は、日常的に自分で掃除できる範囲と、専門業者による点検が必要な範囲を確認しておくとよいと思います。

Z空調が故障したらどうなる?我が家で起きたトラブル

Z空調は快適ですが、機械である以上、故障する可能性はあります。

我が家でも2025年8月、2階のZ空調に不具合が発生しました。

運転しているのに、2階が冷えなくなった

最初に気づいたのは、2階の部屋がいつもより暑かったことです。

室温は約29℃。リモコンで設定温度を20℃に下げ、風量を最大にしても、思うように冷えませんでした。

エラーコードは表示されていませんでしたが、吹き出し口からの風量が弱く、明らかに普段とは違う状態でした。

そこで桧家住宅に連絡しました。

ダイキンの技術者が訪問し、無償で修理

連絡後、約1週間でダイキンの担当者が訪問し、点検をしてくれました。

説明によると、基板のパーツに不具合があったとのことで、基板を交換して修理してもらいました。

作業時間は約1時間。保証期間内だったため、修理費用はかかりませんでした。その後、同じ不具合は再発していません。

修理までの間はサーキュレーターを使って過ごしました。幸い、私はその間もそれほど暑いとは感じませんでしたが、真夏に全館空調の一部が使えなくなることは、やはり考えておかなければならないリスクです。

住宅の天井に設置された空調設備を技術者が点検しているイメージ

保証が終わった後の修理費用は気になる

今回は保証期間内だったので無償でしたが、将来も同じように対応してもらえるとは限りません。

Z空調はエアコンを使った設備です。長く使えば、修理や部品交換、いずれは機器そのものの交換が必要になる可能性があります。

私は、保証を継続するには10年目に大きな点検が必要になると聞いています。ただし、実際の点検内容や費用、保証延長の条件については、契約時期や保証規定を確認する必要があります。

また、24時間運転しているから必ず故障しやすい、と決めつけることもできません。運転条件や機器の設計によって負担は異なります。

それでも、実際に故障を経験したことで、導入費用や毎月の電気代だけでなく、将来のメンテナンス費用まで考えておく必要があると感じました。

Z空調の快適さには満足していますが、その快適さを長く維持するためのお金も考えておきたいと思っています。

今から建てるなら、1階に床暖房も検討したい

これはZ空調への大きな不満というわけではありませんが、もし今から家を建てるなら、少なくとも1階のLDKには床暖房を検討したいと思っています。

北関東では、2月になると朝晩の気温が氷点下になる日があります。

Z空調のおかげで室内は十分暖かく、普段は床が冷たいと感じることもほとんどありません。ただ、外気温がマイナスになるような日には、床が少し冷たく感じることがあります。

そんなとき、床暖房があれば足元からじんわり暖まり、もっと快適なのではないかと思うことがあります。

もちろん、床暖房を追加すれば設置費用がかかりますし、使い方によっては光熱費も増えます。また、床暖房があれば冬の乾燥がなくなるというわけでもありません。

それでも、今のZ空調の快適さを知っているからこそ、さらに足元の暖かさも加えられたらどうだろう、と考えることがあります。

Z空調を選んだことを後悔しているのではなく、もう一度建てる機会があれば、床暖房との組み合わせも検討したいというのが今の気持ちです。

現在のZ空調は、我が家の設備と同じとは限らない

我が家が桧家住宅に入居したのは2020年12月です。

それから5年以上が経ち、Z空調にも新しい設備や機能が登場しています。

例えば、現在の桧家住宅では、全館加湿に対応する設備も案内されています。我が家では冬に加湿器を使っていますが、これから建てる方には別の選択肢もあります。

また、温度管理の仕組みや吹き出し口の設計、ドアを閉めたときの空気の流れなどについても、現在の仕様を確認する必要があります。

ここで気をつけたいのは、2020年に建てた我が家の不満が、そのまま現在の商品にも当てはまるとは限らないことです。

逆に、新しい機能が追加されたからといって、乾燥や温度差、運転音といった問題がすべて解消されるとも限りません。

住宅展示場では、設備の説明を聞くだけでなく、自分たちの間取りや生活スタイルに置き換えて確認することが大切だと思います。

Z空調で後悔しないために、契約前に確認したい5つのこと

私自身、Z空調には満足しています。それでも、5年以上暮らした今だからこそ、契約前に確認しておけばよかったと思うことがあります。

1.吹き出し口の位置と数

西日が強く当たる部屋、広い部屋、熱を発する機器を置く部屋では、必要な冷暖房能力や風量が変わります。

我が家の2階西側の部屋のような例もあるので、間取りが決まった段階で、吹き出し口の位置や数について設計担当者に相談しておくとよいと思います。

2.ドアを開けたときの間取り

ドアを開けて暮らすことが多い場合、リビングからトイレや寝室が見えないか、生活音が気にならないかを確認しておきたいところです。

我が家では玄関とリビングの間のドアを開けたままにしているため、この点が少し気になっています。

また、ドアを閉めて使う寝室や書斎については、空気の流れがどのように確保される設計なのかも確認しておくと安心です。

3.実際の運転音

運転音はカタログだけでは分かりにくいものです。

可能なら、Z空調が稼働している展示場や宿泊体験施設などで、静かな状態の運転音も聞いてみることをおすすめします。

特に寝室の近くにユニットが設置される場合は、位置関係を確認したいところです。

4.乾燥対策とフィルター掃除

冬の加湿をどうするか、フィルターはどこにあり、どのくらいの頻度で掃除するのか。

毎日の暮らしに関わることなので、契約前に実際の作業方法を見せてもらうとイメージしやすいと思います。

5.保証・修理・交換費用

私が最も確認しておいてほしいと思うのは、長期的な維持費です。

保証期間だけでなく、保証対象となる部品、出張費の扱い、定期点検の条件、保証終了後の修理や機器交換についても聞いておきたいところです。

全館空調は毎日使う設備です。長く暮らす家だからこそ、故障したときの対応まで考えて選びたいと思います。

kiyo

もし今もう一度建てるなら、吹き出し口の数だけでなく、ドアを開けて暮らしたときの視線や生活音まで考えて間取りを決めます。

Z空調が向いている人・慎重に検討したい人

Z空調が向いていると思う人慎重に検討したい人
家全体の温度差を少なくしたい人部屋ごとに大きく温度を変えたい人
冬の廊下や脱衣所の寒さが気になる人加湿やフィルター掃除の手間を避けたい人
24時間、家全体を快適に保ちたい人設備の初期費用や将来の維持費をできるだけ抑えたい人
エアコンの風が直接当たるのが苦手な人機械の運転音に敏感な人

これは私の経験から考えた目安です。実際の快適さは住宅性能や間取り、設備の仕様、暮らし方によっても変わります。

Z空調以外にも、個別エアコンや別方式の全館空調など、冷暖房の選択肢はあります。家づくりでは、設備単体ではなく、住宅全体の性能や費用を含めて比較することが大切だと思います。

桧家住宅で暮らして感じたほかの後悔については、こちらの記事でも紹介しています。

▶ 桧家住宅で後悔したこと|実際に住んで感じた気になる点

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Z空調は魅力的な設備ですが、家づくりで大切なのは冷暖房だけではありません。断熱性能や間取り、建築費用なども含めて、自分たちの希望に合う住宅会社を選びたいところです。

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まとめ|デメリットを知った今でもZ空調を選んでよかった

Z空調に5年以上住んで、冬の乾燥や運転音、吹き出し口の位置、フィルター掃除など、気になる点も分かってきました。

2025年には2階のユニットが故障し、基板を交換してもらう経験もしました。幸い保証期間内で無償修理できましたが、将来の維持費については考えておかなければならないと思っています。

もし今から建てるなら、吹き出し口の配置をもっと相談し、1階の床暖房も検討するでしょう。

それでも、私はZ空調を選んでよかったと思っています。

冬の朝から家全体が暖かく、夏は廊下も2階も涼しい。部屋を移動するたびに暑さや寒さを感じなくて済むことは、毎日の暮らしの中で本当にありがたいものです。

デメリットがない設備ではありませんが、家全体の温度差が少ない快適さは、私にとって何より代えがたいZ空調の魅力です。

これから導入する方には、良いところだけでなく、乾燥や音、間取り、将来のメンテナンス費用まで確認したうえで、自分たちの暮らしに合うかどうか判断してほしいと思います。

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家を3回建てた施主のkiyoです。
現在は桧家住宅でZ空調のある暮らしをしています。性能の違う3軒の家で暮らしてきた経験をもとに、高気密高断熱住宅や全館空調、ハウスメーカー選びについて「実際に住んで分かったこと」を発信しています。